Archives 9月, 2013

27 9月
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しっかりと目を開けていられなかったのは、白い光が眩しかったからではありません。そこに広がるだろう萌える山なみを、私はどうしても見ることができませんでした。

あまりにも遥かな空。見えない果てまでも、どうか飛んで行かないで。私は人知れず、そう強く思っていました。限りの無い空よ、これ以上青く広がらないで。どうかその青さで、あの人を吸い込まないで。私はこっそり、そんなことを祈っていました。

勇気のあるあの人は好き。あの人が抱く希望を、奪うことなんてしたくない。そう思う一方で、勇気をもって夢を抱き、今翼を広げようとしているあの人の姿を、しっかり見届けることはできませんでした。あの人の後ろで、私は涙をこらえていました。これから旅立とうとするあの人の姿を見ることができず、目を閉じて…。

あの人は言います。今、別れのときだと。私は、別れたくないと言うことができませんでした。勇気あるあの人は、未来を信じて飛び立つのだと言います。それから、自分の力も信じるべきだと。私は飛び立つよりも、まだここにいたい。私の目は未来より、”今”を見ている。自分に力があるとは、思えない…。

好きな人が今、この学校から飛び立とうとしています。”卒業”という名の旅立ちを、今…。

指折り数えてみれば、懐かしい…と呼ぶにはまだ日が浅すぎました。でも、もう遥か昔のことのように感じました。小さなことでぶつかり合い、何でもないことで言い争い…。自分のことを分かってもらえず、相手のことが分からず、悔しくてたまらなかった。分かり合えないもどかしさに、何度涙を流したことかしれません。

そして、その後に通じ合ったときの嬉しさは、今でも忘れられません。きっとこれからもずっと、記憶から薄れることはないでしょう。

いつまでも一緒にいられないことは、わかっていたつもりでした。でも、別れのとき。ずっとつないでいた手は、そう簡単に離せませんでした。そうは言っても、ここはいつまでも私たちの居場所であるものじゃない。飛び立つときを迎えたのです。”卒業”の文字を背に、今…。

『旅立ちの日に』

先輩だった好きな人は送り出すときも、自分が卒業するときも、合唱したのは同じ歌でした。


20 9月
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その男の子の名前は、大地くん。名前の通り元気いっぱいで、足も速い子でした。かけっこでは、よく一等賞を取っていたのを覚えています。いつも太陽の下で転げまわっているせいか、日焼けした肌は黒く健康的な色をしていました。

冬の寒さも何のその。みんなが長そでを着始めても、まだ大地くんは半そででした。みんながしっかり厚着をしていても、大地くんは軽装をしていました。「寒くないの?」と聞いて「寒いよ」という答えを聞いたことはありません。「風邪ひいちゃうよ?」と心配して「そうかもね」と答えられたことはありません。

いつも元気いっぱいの大地くんは冷たい風が吹いていても「寒くない」と言い、学校で風邪が流行っていても「ボクは大丈夫だ」と自信満々でした。それもただのやせ我慢ではなかったようで、本当に寒そうにしていたことはなかったし、大地くんが風邪をひいて学校を休んだ記憶もありません。

大地くんとは、私もよく一緒に遊んでいました。学校の休み時間、向かう場所は体育館かグラウンド。みんなで鬼ごっこをして大地くんが鬼になれば、すぐにつかまってしまいます。足の速さを競ってみれば、大地くんの右に出るものはいませんでした。

大地くんは名前の通り、地面が大好きな子でした。服が汚れるのも気にせずどこにでも座っていたし、そればかりじゃなく寝たり転がったりしていました。他の男の子も同じようにしていたはずだけど、なぜか地面に直接座ったり寝たりしている大地くんの姿だけが記憶に残っています。

そんな大地くんが、何とも気恥ずかしそうにする場面がありました。「そんなに褒めるなよ」「そんなに感謝される覚えはないよ」しまいには「そんなに愛されても困る…」とまで、思っていたかどうかは定かじゃありませんが。

いつもはこんがり焼けた大地くんの頬が、赤く染まるとき。それは、クラス全員で『大地讃頌』を合唱するときです。

「大地を愛せよ」「大地をほめよ」「感謝せよ」クラスのみんなが大きな声で口々にそう歌うと、大地くんはまるで自分に言われているかのように、照れくさそうにしていました。何より、自分で「愛せよ・ほめよ・感謝せよ」と歌わなければいけないことが恥ずかしかったようです。

大地くん。今でも風邪知らずで、地面に寝転んだり走り回ったりしているのかなぁ…。


11 9月
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もうしばらくの間、冷え性に悩まされている私は、冷え性を改善させるにはどんな方法があるのかをよく調べます。冷え性の改善法を調べていると、必ずといっていいほど登場するのがショウガ。ショウガに含まれる辛味成分に体を温める働きがあることは、冷え性の間だけじゃなく、冷え性とは無縁の方でもよく知っていることだと思います。

ショウガを入れたカレイの煮付けは、とても風味が良くてとてもおいしいですよね。カレイの煮つけを温めて食べると体が温かくなるように感じるのは、カレイの煮つけが温かいからだと思っていました。寒いときにショウガ湯を飲むと体がポカポカしてくるのは、ショウガ湯とは温かいものだからだと思っていました。

それもそうなのかもしれませんが、ショウガがより一層体を温めてポカポカさせてくれていたんですね。冷え性の改善法をよく調べる私は、ショウガには体を温める作用があることはよく知っています。でも、ショウガの効能について私が知っているのは、そのことだけ。それ以外のことはよく知らず…。なにせ冷え性をどうにかしたい一心だったので、他のことは視界に入ってこなかったんです。

それが最近、ショウガの効能が気になり始めました。ショウガを食べると、体が温まる他にどんないいことがあるのだろう?ちょっと調べてみると、私にとって魅力的な働きが続々!

私はあまり汗をかきません。ダラダラと流れるほどの汗をかくのは、一年に数度。夏の間でも、猛暑と呼ばれる日くらいにしか、私の体では汗が流れません。汗をかきにくいことからも、新陳代謝の悪さは痛いほど自覚しています。

ショウガには私の怠けている新陳代謝を、活発にする力があるんだそうですね。新陳代謝が活発になれば汗もかけるようになるはず。汗をたくさんかけば体の溜め込んだ老廃物がどんどん外に出て、体の中からキレイになれる!

さらにショウガの香りは、脳までも活性化してくれるというじゃないですか。自分の頭が悪いことは、常日頃から嫌になるほど自覚しています。普段は遅い脳がショウガの香りによって活性化されれば、頭の回転がどんどん速くなって賢くなれる!

…かどうかはわかりませんが、脳が刺激されるのは嬉しいです♪これから今まで以上に積極的にショウガを食べよう。


11 9月
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親に「あんた、いつからしょうがを食べられるようになったの?」と聞かれました。言われてみれば、いつからだろう…。昔はしょうがが苦手で、全く口にできませんでした。しょうがの香りと風味に食欲をそそられるという人の気持ちを、全く理解できませんでした。

そのままの方がおいしいものに、どうしてわざわざしょうがを加えてしまうのか、全く頭にきてしまう。しょうがが入っている大好きなカレイの煮付けを目の前に、そんな風に涙を飲んだこともあったかもしれません。

そんな私がしょうがを食べているのだから、親が不思議に思うのもわかります。それも本当は嫌なのに頑張っているのではなく、心から喜んでおいしそうに。今の私は、しょうがを食べられるようになったどころか、しょうがを好んで食べるほどにもなりました。

今では私もしょうがの風味と香りに食欲をそそられる一人。しょうがのどこに食欲増進効果があるのか理解できなかった昔の自分を、今の私にはよく理解できません。カレイの煮付けはそのままでもすごく好きだけど、しょうがが入ると何倍もおいしくなる。しょうがが豊かに効いたカレイの煮付けには、ツバをゴクリと飲んでしまうこともあるかもしれません。

しょうがを食べられるようになり、今では大好きになってしまった私は、大阪名物だというしょうがの天ぷらが気になってたまりません。しょうがが好きな今の私なら、絶対にそれも好きになってしまうに違いありません。食べてみたいけれど、ここら辺では見かけない。しょうがの天ぷらを食べるためだけに、わざわざ大阪まで行くこともできない。

せめてしょうがの天ぷらとはどういうものなのか、もっと詳しく知りたい…!

私はてっきり、生のしょうがに衣をつけて揚げたものがしょうがの天ぷらなのかと思っていました。実際はというと、衣の中からのぞくのは赤い色。それは紅しょうがの赤。しょうがの天ぷらとはいわば、紅しょうがの塊ではありませんか。

紅しょうがの天ぷらの赤とは反対に、私の顔は一気に青ざめてしまいました。確かにしょうがは克服しました。それどころか、大好きだといえるまでになりました。

でも、紅しょうがだけは今でも食べられないのです。その塊だと言われたら、絶対に好きになれるわけがありません。


11 9月
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いつから自分はこんなにも好きになってしまったのでしょう。シーザーサラダが…ではなく、シーザーサラダ味のお菓子が。もちろん、シーザーサラダ自体も好きですよ。自分でもよく作るし、冷蔵庫にはシーザーサラダドレッシングが欠かせません。新しくシーザーサラダ味が登場しているのを見かけると、味わってみずにいられなくなります。

同じシーザーサラダ味なら、どれも同じような味かと思ったら大間違い。商品によって、その味わいは全く違っています。だからおもしろいんですが(^^)味の違いは、原材料を比べてみてもわかります。

去年食べたコイケヤのポテトチップス・シーザーサラダ味には、ホエイパウダー・ミルクパウダー・チーズパウダー・レッドベルペパー・パセリ・レモン果汁粉末などが使われていました。胡椒の辛味やレモンの酸味は、ほとんど感じなかったのを覚えています。その代わり強く印象に残っているのは、チーズの強さ。とにかくチーズがクリーミーで、チーズ好きの私には嬉しいシーザーサラダ味でした。

ただ、ここに胡椒の辛味や風味、そしてレモンの酸味がもう少し効いていてほしかった。そうすれば、さらにシーザーサラダらしかったのではないかと思うと、胡椒やレモンの弱さがちょっと残念です。

カルビーが作るシーザーサラダ味は、じゃがりこで味わわせてもらいました。こちらには、ホエイパウダー・ブラックペッパー・オニオンパウダー・ガーリックパウダー・ベーコン・ベーコン風味エキス・パセリ・チーズパウダー・タイムパウダーなどが使われていました。

じゃがりこは使われている材料が多い分、コイケヤのポテトチップスより複雑な味わい。ガーリックやベーコンもほんのり感じるけれど、やっぱり強いのはチーズでした。

そして最近味わったシーザーサラダ味は、江崎グリコの細切りプリッツ。それには、チーズパウダー・ベジタベルペースト・たまねぎパウダー・オニオンシーズニング・乾燥パセリ・こしょう・キャベツパウダーなどが使われていました。

決して悪いわけじゃないけれど味が薄く、パンチにも欠けて物足りない印象。コイケヤとカルビーで十分すぎるほどだったチーズも、江崎グリコのシーザーサラダ味にはあまり感じられませんでした。

コイケヤのポテトチップス、カルビーのじゃがりこ、江崎グリコの細切りプリッツ。この中で一番のお気に入りは、じゃがりこのシーザーサラダ味です♪